社会(社交)不安症
社会(社交)不安症―SAD(エス・エー・ディー)とは?
社会(社交)不安症は病気です。
社会(社交)不安症の人は、人前で居心地が悪く、
社会(社交)不安症の症状
不安症状は自律神経に作用して、
- 顔が赤くほてる・硬直する、または青くなる
- 脈が速くなり、動悸、息苦しくなる
- 汗をかく
- 頭が真っ白になる
- めまいがする
- 手足、全身、声の震え
- 声が出ない
- 吐き気がする、胃腸の不快感
- 口が渇く
- トイレが近くなる、または尿が出にくくなる
しかし本人がどんなにつらくても周りにはその辛さは伝わりません
社会(社交)不安症は、
社会(社交)不安症かを診断するのに役立つ質問
以下にあてはまる症状があったら、あなたは社会(社交)不安症かもしれません。
- 人前で何か話をして恥をかいてしまうのではないかという強い恐怖
感がある - 過ちをおかしてしまうことや,誰かにみられ,
評価されることが恐い - 何かしたり人に喋りたくても恥をかいてしまうことが怖くてそれが
できない - 知らない人と一緒にいる時またそのような前に吐き気がしたり,震えたり,冷や汗をかいたり顔が赤くなる
- 学校行事や人前で話すような社会状況など,人の集まる場所を避けることが多い。
- これらの恐怖を追い払うためにしばしばアルコールを摂る
また、以下に該当する質問があったら、あなたは社会(社交)不安症かもしれません。
- この1ヶ月間に、人からみられたり、
注目を浴びたりすることに恐怖やとまどいを感じたり、 恥をかきそうな状況を恐れたりしましたか?人前で話をする• 食事をする•字を書いたりといったことなどの、 社会的状況に対する恐怖を指します。 - 自分でもこわがりすぎているとか、
常軌を逸していると思いませんか? - その状況は、わざわざ避けたり、
じっと我慢したりしなければいけないほどこわいものですか? - その恐怖によって、
あなたの通常の仕事や社会生活が妨げられたり、 それにより著しい苦痛を感じたりしていますか?
Sheehan D V.et al:(大坪天平ほか 訳)
治療法
薬物療法としてはSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)